東京2021年3月11日

「規律」と「連帯」 危機管理を支えるもの

ちょうど十年前の今日、日本は未曾有の大地震に見舞われた。また、世界がパンデミックに陥ってから一年、またしても日本はその強さ-規律正しさと団結力-を証明した。

あの日、人々は大地震によって恐怖に震えたが、外の通りは冷静さと秩序に満ちていた。東京ではほとんどの電力供給が途絶え、商店やレストランも営業できる状況ではなかったが、彼らは場所を開放し続けた。行き交う人にあるだけのものを提供し、手洗い場などを利用してもらうためだ。助けが必要な人はその助けを得ることが出来た。

地震と津波で破壊された福島第1原発は電源喪失に陥り、孤立したかに見えた。当初対策に当たっていた少人数の東京電力従業員達は、直ちに他の職員に加え自衛隊、消防隊などの支援を得て 10日後には外部電源の復旧が行われた。

2020年初め、中国で急速に拡大しつつあるウィルスが報道されると、人々は自身と他者を守るため直ちにまた一斉に対策を講じた。日本は欧米で見られる様な完全な都市封鎖-ロックダウン-を必要としなかった。政府は企業にホームオフィスの奨励による出勤者数の引き下げを、飲食店を含む全ての商店には営業時間の短縮を要請することによって、2020年感染の第一波、またこの冬の第三派を抑え込むことに成功している。他者を守るためマスクを着用するということは、おのずとそれぞれ個人の責務として実施されている。

「規律」と「連帯」 危機管理を支えるもの

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